「パンくずを求める女のように」

メッセージ泉川良道牧師

聖書 マタイによる福音書15章22~28節

すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。 しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。 しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。

「年ごとに感謝しながら実り豊かに」

メッセージ 泉川良道牧師 聖書

マタイによる福音書15章32~39節

イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。しかし、彼らを空腹のままで帰らせたくはない。恐らく途中で弱り切ってしまうであろう」。 弟子たちは言った、「荒野の中で、こんなに大ぜいの群衆にじゅうぶん食べさせるほどたくさんのパンを、どこで手に入れましょうか」。 イエスは弟子たちに「パンはいくつあるか」と尋ねられると、「七つあります。また小さい魚が少しあります」と答えた。 そこでイエスは群衆に、地にすわるようにと命じ、 七つのパンと魚とを取り、感謝してこれをさき、弟子たちにわたされ、弟子たちはこれを群衆にわけた。 一同の者は食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七つのかごにいっぱいになった。 食べた者は、女と子供とを除いて四千人であった。 そこでイエスは群衆を解散させ、舟に乗ってマガダンの地方へ行かれた。

「イエスの言葉 受けるより与えるほうが」

メッセージ泉川良道牧師

聖書の箇所 使徒行伝20章34,35節

あなたがた自身が知っているとおり、わたしのこの両手は、自分の生活のためにも、また一緒にいた人たちのためにも、働いてきたのだ。わたしは、あなたがたもこのように働いて、弱い者を助けなければならないこと、また『受けるよりは与える方が、さいわいである』と言われた主イエスの言葉を記憶しているべきことを、万事について教え示したのである」。

「インマヌエルの神の恵み」

泉川良道牧師

聖書 マタイによる福音書1章22~25節

すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、 「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。 その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。 これは、「神われらと共にいます」という意味である。 ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。 しかし、子が生れるまでは、彼女を知ることはなかった。そして、その子をイエスと名づけた。

「イエス様に導く喜びの星」

聖書 マタイによる福音書2章7~11節
そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞き、彼らをベツレヘムにつかわして言った、「行って、その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」。彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。
メッセージ 泉川良道牧師

「人の怒りは神の儀の妨げ」

メッセージ泉川良道牧師
聖書 ヤコブの手紙1章19,20節
愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。 人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。

「未来に向かって」

メッセージ 佐藤彰牧師(福島第一聖書バプテスト教会 アドバイザー牧師)

聖書の箇所 イザヤ書43章18~21節

「あなたがたは、さきの事を思い出してはならない、
また、いにしえのことを考えてはならない。
見よ、わたしは新しい事をなす。
やがてそれは起る、
あなたがたはそれを知らないのか。
わたしは荒野に道を設け、
さばくに川を流れさせる。
野の獣はわたしをあがめ、
山犬および、だちょうもわたしをあがめる。
わたしが荒野に水をいだし、
さばくに川を流れさせて、
わたしの選んだ民に飲ませるからだ。
この民は、わが誉を述べさせるために
わたしが自分のために造ったものである。

「教会の食事と家での食事の違い」

メッセージ「教会の食事と家での食事の違い」泉川良道牧師
聖書の個所 コリント人への第1の手紙11章28~34節
だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。 主のからだをわきまえないで飲み食いする者は、その飲み食いによって自分にさばきを招くからである。 あなたがたの中に、弱い者や病人が大ぜいおり、また眠った者も少なくないのは、そのためである。 しかし、自分をよくわきまえておくならば、わたしたちはさばかれることはないであろう。 しかし、さばかれるとすれば、それは、この世と共に罪に定められないために、主の懲らしめを受けることなのである。 それだから、兄弟たちよ。食事のために集まる時には、互に待ち合わせなさい。 1もし空腹であったら、さばきを受けに集まることにならないため、家で食べるがよい。そのほかの事は、わたしが行った時に、定めることにしよう。

「正義による戦い、柔和による平和」

メッセージ「正義による戦い、柔和による平和」泉川良道牧師

聖書 ガラテヤ人への手紙6章1,2節

兄弟たちよ。もしもある人が罪過に陥っていることがわかったなら、霊の人であるあなたがたは、柔和な心をもって、その人を正しなさい。それと同時に、もしか自分自身も誘惑に陥ることがありはしないかと、反省しなさい。 互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。

「真のいのちを得るための土台」

メッセージ 泉川良道牧師

聖書の箇所 テモテへの第1の手紙6章17~19節

この世で富んでいる者たちに、命じなさい。高慢にならず、たよりにならない富に望みをおかず、むしろ、わたしたちにすべての物を豊かに備えて楽しませて下さる神に、のぞみをおくように、 また、良い行いをし、良いわざに富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び、こうして、真のいのちを得るために、未来に備えてよい土台を自分のために築き上げるように、命じなさい。