「二つのメッセージ」

【聖書の箇所】

さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。 すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。 御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。 するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、 「いと高きところでは、神に栄光があるように、 地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

(ルカによる福音書2章8~14節)

『小さい者の中に生まれたイエス様』

【聖書の箇所】

『ユダの地、ベツレヘムよ、 おまえはユダの君たちの中で、 決して最も小さいものではない。 おまえの中からひとりの君が出て、 わが民イスラエルの牧者となるであろう』」。 (マタイによる福音書2章6節)

『クリスマスに近づく一歩一歩』

【聖書の個所】

イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。

(マタイによる福音書2章1,2節)

『恵みをもたらす心ひとつ』

【聖書の個所】 イエスが山をお降りになると、おびただしい群衆がついてきた。すると、そのとき、ひとりの思い皮膚病の人がイエスのところにきて、ひれ伏して言った、「主よ、みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。イエスは手を伸ばして、彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、重い皮膚病は直ちにきよめられた。 (マタイによる福音書8章1~3節)

『課題に伴う落とし穴と対処法』

聖書の個所

さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。イエスは答えて言われた、「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものであると書いてある」。

(マタイによる福音書414節)

『見えないことに気づく恵み』

【聖書の個所】

イエスは彼らに言われた、「もしあなたがたが盲人であったなら、罪はなかったであろう。しかし、今あなたがたが『見える』と言い張るところに、あなたがたの罪がある。

(ヨハネによる福音書9章41節)

『主のことばの価値を知ったペテロ』

聖書の個所

さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。そこで、もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をしたので、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れた。そのために、舟が沈みそうになった。これを見てシモン・ペテロは、イエスのひざもとにひれ伏して言った、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です」。彼も一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚いたからである。シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも、同様であった。すると、イエスがシモンに言われた、「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。

(ルカによる福音書5111節)

『イエス様の成長と育つ環境』

【聖書の箇所】

両親は主の律法どおりすべての事をすませたので、ガリラヤへむかい、自分の町ナザレに帰った。幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。

(ルカによる福音書2章39,40節)